仏ハイテク機器メーカーのパロットは10日、超小型無人飛行機と地上走行型ロボットを玩具として8月から日本で発売すると発表した。スマートフォン(高機能携帯電話)に専用アプリを使うことで、2つのロボットを操縦して楽しむことができる。
超小型無人飛行機「ローリング スパイダー」は重さが65グラムと軽量で最大20メートルの高度を飛行できる。空中で宙返りができるほか、車輪を取り付けると、床から天井まで走れる。価格は1万2800円。
一方、2輪車型ロボット「ジャンピング スモー」は、ジグザクに走行し、最大80センチの高さ・距離をジャンプでき、180度のカーブを急進して曲がれる。カメラを内蔵し、ロボットから臨場感あふれる動きをスマホで閲覧できる。価格は1万9800円。
パロットは平成22年から小型無人機を発売し、これまで累計70万台を販売している。パロットのマネージングディレクターのクリス・ロバート氏は国内での販売について、「遊び心のあるおもちゃ。日本で子供だけでなく、大人にも楽しんでほしい」と語った。