これまで電子書店運営事業者向けにブラウザビューアをソフトウエアパッケージとして提供していた。今回、初期費用数万円と月額課金で利用できるASPサービスとして提供し、中小の書店や出版社でも参入しやすいようにする。
シャープはサービス拡充で、「2年以内に同分野でシェア50%を目指す」(辰巳剛司モバイルソリューション事業部長)。
野村総合研究所によると、国内の電子書籍市場は2014年度の1235億円から18年度には約2.3倍の2814億円まで拡大する見通しだが、電子書籍関連各社が提携やサービス拡充に取り組んでおり、市場は一段と拡大していきそうだ。