規模別営業所数では、「100台以下」が22店舗減の318軒、「101~300台」が265店舗減の4588軒、「301~500台」が46店舗減の4365店と減少傾向に。翻って「501~1000台」は45店舗増の2400軒、「1001台以上」も32店舗増の222軒と、「101~500台」が約75%を占めつつも、500台を超える大型店舗の増加が確認されている。また、風営適正化法違反の主要検挙事例では、警視庁管内での「ぱちんこ店における現金提供及び賞品の買い取り事件」をピックアップ。ぱちんこ店経営者らが、客が遊技の結果により得た遊技メダルに対し店内で賞品として現金を提供。同店付近に設置された賞品買取所で、遊技の結果に応じ客に提供した賞品を買い取ったケースを掲示した。
さらに、遊技機使用賭博事犯では警視庁・福岡県警合同による「『金スロ』と称する違法パチスロ営業に係る無許可営業及び常習賭博事件」をピックアップ。「金箔(きんぱく)カード自動販売機」と称して客に遊技をさせ、賞品に「金箔カード」を提供。これを買い取る営業について紹介した。