第一生命保険は28日、4月1日付の人事異動で62人の女性を課長職相当の管理職に登用すると発表した。管理職登用における女性の比率は32・5%と前年から約7ポイント上昇。同社はダイバーシティ(多様性)を重点経営戦略としており、平成25~27年の中期経営計画では全社における女性管理職比率を2割に高める目標を設定しており、今回の人事で女性管理職比率は18・3%まで高まる。
今回の人事では執行役員を補佐する位置付けの「支配人・補佐役」にも3人の女性を起用。執行役員より役職が1つ下の同職に女性が就くのは初となる。