資生堂は25日、化粧品専門店専用ブランド「ベネフィーク」から、肌の温度差を利用した新たなスキンケア製品を5月21日に発売すると発表した。売り上げが回復している中価格帯の化粧品として売り込む。
新製品は、同社が10年にわたる肌温度の研究から生まれた独自の美容法「℃(ドシー)美容」と呼ぶ方法を採用した。
肌を温め、冷やし、温めるという温度変化を生かして「手入れの手応えを実感できる」(国内化粧品事業部のズナイデン房子マーケティング部長)製品に仕上げた。同ブランドは、20~30代の若年層に支持が増えたことで、昨年2月のリニューアル後から売り上げは前年比6%増となっているという。
発表会に出席したタレントの蛯原友里さんは「自分に、より自信が持てるようになった。この感激を伝えたい」と話した。