「明日までの緊急納品?」「緊急事態です!」と焦る社員たち。そこで、バリバリのキャリアウーマンにふんした米倉涼子さんが「佐川という手があります」「やってみませんか」とキッパリ。国内外の物流ネットワークを24時間体制で支える佐川急便のCM「プロのためにプロがいる」のひとコマだ。
このCMシリーズは、女性のビジネスリーダーを主人公とする内容で昨年12月から米倉さんを起用。2月初旬から「緊急納品編」と「海外・国内一貫物流編」の新作2本が放送されている。
佐川急便が米倉さんを起用したのは、印象が強い「佐川男子」のイメージと差別化する狙いがあったため。同社は女性の登用も積極的で、「佐川女子」も実は多く所属する。そうした社風の中、女性が見た際に共感を得られるかどうかも踏まえ、いま最も旬でメッセージ力のある女優の起用が必要として、米倉さんに白羽の矢が立った。
新作2篇の背景に流れる音楽は、人気ロックバンドB’zのギタリスト、松本孝弘さんが書き下ろした新曲。緊迫したビジネスシーンと躍動感あふれる物流のダイナミズムを表現しているという。