「俺のスイーツ」3人に1人が女性客 性別・年代超えて支持層広げる (1/4ページ)

2014.1.27 12:00

【ビジネスのつぼ】

 甘党男性からファン層拡大、定番商品に

 「スイーツ男子」という流行語が生まれるなど、甘党の男性が市民権を得て久しい。その男子向けスイーツ市場を切り開いたのがコンビニエンスストアだ。ファミリーマートの「俺のスイーツ」シリーズは昨年、ファンからの呼び声高く、2年ぶりに再登場。「ボリューム」や「甘さ控えめ」という“男らしさ”にこだわった商品設計が人気の秘訣(ひけつ)だ。

 気恥ずかしさ取り払う

 ファミマは昨年12月、「俺のスイーツ」シリーズの新作「俺の茶プリン」を発売した。通常サイズの5倍相当の455グラムのプリンが、大きな筒状の容器にずっしり詰められている。容器には白と黒のロゴとスーツ姿の男性キャラクターが描かれ、プリンと“ダンディー”さのギャップがユニークと評判だ。

 俺のスイーツシリーズは、「スイーツは、甘さ控えめで量をたっぷり食べたい」という男性視点のニーズに応え、2010年に投入された。とにかく大きく食べ応えがある。「俺のティラミス」や「俺のエクレア」など、チョコやココアを中心に、見た目が黒っぽいことも特徴だ。

「男性が甘い物を買うときの気恥ずかしさを取り払うことが目的だった」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。