お歳暮用のギフト品を割安価格でばら売りする「食品ギフト解体セール」が8日、阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)で始まり、4月の消費税増税を前に大勢の買い物客でにぎわった。
阪神梅田本店の8階特設会場には、食用油やハムのほか、ビールや米、調味料など約350種類、約15万点の商品がずらり。おおむね通常価格の3~5割引で、大阪市都島区の主婦、尾山美智恵さん(60)は「食用油をたくさん買った。消費税増税があるので、買いだめをする」と話していた。
この日は、大丸心斎橋店(同市中央区)などでも同様のセールがスタート。日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に入る近鉄百貨店本店は9日から開催する。