クリスマスや年末年始を前に、これまで個人メニュー中心だったコンビニエンスストアやファストフードなどが、みんなで分け合う「シェアメニュー」の商品を強化している。リピーターを獲得し、パーティー用などの用途拡大につなげようと、各社が力を入れている。
ファミリーレストランのロイヤルホストは10日から来年3月まで、仏アルザス地方の郷土料理「タルトフランベ」を全国228店舗で販売する。薄焼き生地に乳白色のチーズやスモークベーコンなどをトッピングした、ピザのようなメニューだ。
担当者は「取り分けられるメニューの提供により、心の通った食事の雰囲気を演出できる」と、利用拡大に期待する。
日本マクドナルドは、マックフライポテトLサイズの2個分という「シェアマックフライポテト」(490円)を販売する。