国内でのカジノ解禁を前提に、フジテレビ、三井不動産、鹿島などが東京・台場に建設を検討している総合カジノリゾートの概要が21日、明らかになった。
カジノを併設した巨大ホテルを中心に商業施設や国際展示場などを配置。発電施設も整備した24時間型スマートシティー(環境配慮型都市)を目指す。
計画案は既に政府の国家戦略特区の作業部会に提出されており、2020年夏季東京五輪に向けた再開発の目玉となりそうだ。
建設予定地は江東区青海1丁目周辺の約60ヘクタールの区域。カジノは訪日外国人のほか、中高年層をはじめとする日本人客の利用を想定。映画館や日本の文化・伝統と先端科学技術を生かしたコンテンツの展示施設、医療や美容、アンチエイジングなど健康サービス拠点も誘致する。