アップル、競争激化で路線転換 iPhone複数機種で市場深掘り (1/3ページ)

2013.9.11 09:06

新型スマートフォン「iPhone5s」(アップル提供)

新型スマートフォン「iPhone5s」(アップル提供)【拡大】

  • 新型スマートフォン「iPhone5s」(アップル提供)
  • 新型スマートフォン「iPhone5c」(アップル提供)
  • 新型スマートフォン「iPhone5s」のケース(アップル提供)

 【ワシントン=柿内公輔】米アップルがまた“封印”を解いた。タブレット型端末に続き、スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」も廉価版を投入。ライバルとのシェア争いが激化し、劣勢の新興国でも巻き返しを図るためだが、路線転換の成否について市場の見方は割れている。

 アイフォーンの初代が登場してから6年。今もアップルの利益の3分の2を稼ぎ出す大黒柱だが、変わったのは取り巻く環境だ。

 米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した韓国のサムスン電子の端末など他社が競争力をつけた。

 米調査会社IDCによると、2013年4~6月期のスマホ世界シェアはサムスンが30.4%で、アップルの13.1%を大きく引き離す。アップルが低価格モデルの投入をしりごみしている間に、成長著しい中国やインドなど新興国市場でも出遅れた。

新興国を中心に伸び悩んできたアップルの成長を押し上げる可能性

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