また、外出時に暑さから赤ちゃんを守ろうと、子供用品売り場では、ベビーカーの背中に敷くさまざまな保冷シートも並ぶ。
ボクサー派、トランクス派、ふんどし派?
名古屋三越栄店(名古屋市)で、梅雨明けとともに売り上げを伸ばしているのが、男性用の“ふんどし風”新感覚肌着。蒸れやすい部分の布地を小さくし、密着感も前部は弱く、後部はやや強くして履き心地を高めた。
通常タイプで3675円。7月からはさらに通気性を高めたメッシュ(網目)タイプ(3990円)の販売も始めた。多い日は10枚近く売れるという。
「体に密着するボクサーパンツと、緩いトランクスの中間で、蒸れにくいのが人気の秘密」と担当者。
こちらも体感温度を一定に保つプラスアルファの効果があり、屋内外の温度差が激しい夏場には重宝されるとか。
暦の上では秋が始まるとされる二十四節気の「立秋」(8月7日)は過ぎたが、まだまだ暑さが続く。しかし、単なる猛暑対策商品では差別化が難しくなっており、どんなプラスアルファ機能を盛り込めるかが勝負になりそうだ。(佐久間史信)