トヨタ自動車は11日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で13~16日に開催される「東京おもちゃショー2013」の「キッズライフゾーン」に、親子でもっと身近に楽しむコンセプトカー「Camatte(カマッテ)57s」を出展すると発表した。トヨタの出展は昨年に続き2度目。
カマッテは、電気自動車(EV)のオープンカーで、乗車定員は3人。ボディーの外板は、小型軽量の57枚の「着せ替えパネル」で構成、色やデザインを昨年のモデルよりも簡単に変更できるのが特徴だ。脱着してから装着するまでの時間は親子で約2時間。昨年は大人4人で同時間かかっていた。
親子が近づいて座れてコミュニケーションが取りやすいようにシートの間隔を狭めた。全長が3000ミリ、全高は1000ミリ、全幅は1440ミリ。公道での走行はできず、市販化も未定だが、同社は「クルマが持つ『夢・楽しさ』を幅広く伝えたい」(広報部)と出展の狙いを説明している。