なぜ?ゲーム世界のリアル化が加速 人気作品でもヒット連発は限界 (1/4ページ)

2013.4.24 12:00

昨年ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に設けられた「モンスターハンター」のコーナー。キャラクターの等身大人形が公開された

昨年ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に設けられた「モンスターハンター」のコーナー。キャラクターの等身大人形が公開された【拡大】

 カプコンやバンダイナムコゲームスなど家庭用ゲーム機メーカーが、テーマパーク事業を加速させている。

 架空のゲームやアニメの世界観を幅広い世代に体感させて認知度を上げる“リアル化事業”の一環だが、ソーシャルゲームに押され、ゲームソフト本体の売り上げが期待できない中、本業からゲームキャラクターや世界観を応用するビジネスへと、軸足を移す可能性を指摘する識者も多い。

 しかし、テーマパーク事業も参入企業が多く、内容の均質化で目新しさを失うリスクを抱えており、展開手法の工夫が求められている。

 新作が毎回当たるとは限らない

 「これまで、ヒットしてきた歴史ある人気ゲームソフトであっても、新作が毎回、当たるとはかぎらない」。ある家庭用ゲーム機ソフトの関係者は、そう打ち明ける。

「7、8と続けて発売しても、同じシリーズで面白さを向上させるのは限界」

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