タブレット端末の3月の販売台数が前年同月比で96.8%増となり、市場の拡大が続いていることが11日、調査会社BCNのまとめで分かった。
一方でノートパソコン(PC)の販売台数は1月以降も2桁のマイナスとなっており、BCNは「PC市場は大きな転換期を迎えた」としている。
タブレットは昨秋以降、米アップルの「iPad mini(アイパッド・ミニ)」や米グーグル「ネクサス7」など画面サイズが7インチクラスの製品の発売が相次ぎ、昨年11月以降は前年同月の2~3倍で販売が拡大。
情報端末に占める比率も3割前後を維持している。タブレットのメーカー別シェアは、2月にアップルがネクサス7を製造する台湾のASUS(エイスース)から首位を取り戻し、3月には5割のシェアを占めた。