改装工事を終えて全面開業した阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)は、20~30代女性向けカジュアル衣料品売り場「うめはんジェンヌ」のキャンペーンガールに生身のモデルではなく、オリジナルキャラクターを起用。4人のイラストレーターによるキャラクターの人気投票を13日に始めた。ところが、同じ百貨店でも、10代後半~20代がターゲットの売り場「うめはんシスターズ」は公募で決まったモデル4人が活躍中。モデルの平面・立体の両面展開だが、阪急百にとって年齢層による事情や会社の安全策があるようで…。
売り場の服を着た2次元キャラ
ジェンヌのキャラクター選抜は、「Manga de UMEHAN(まんがでうめはん)ジェンヌ キャラクター総選挙」。オリジナルキャラクターのデザインを手がけるマンガデザイナーズラボ(東京都渋谷区)との共同企画だ。
“候補者”は、同社所属のデザイナー4人が「モテ系」「上品系」「あこがれ系」「かわいい系」の4つのシチュエーションを想定し、実際に売り場で販売されている服を着用したキャラクターを描いた。