大手家電量販店のヤマダ電機などが、米アマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」シリーズの販売を見送ることが17日、分かった。
アマゾンはキンドルから自社の通販サイトに利用者を導く戦略。家電量販各社は、キンドルを販売することが「顧客流出の可能性が高まると判断した」(家電量販業界関係者)。
アマゾンは、電子書籍端末「キンドル・ペーパーホワイト」(7980円)を19日から、自社の通販サイトなどで販売を始める。家電量販店ではヤマダのほか、エディオン、ヨドバシカメラがキンドルの販売を見送る。
一方、ケーズホールディングスやビックカメラは「一定の顧客ニーズがあるため販売する」(ケーズ)。