ヤマダ電機など「キンドル」販売見送り 顧客流出を懸念

2012.11.18 00:00

アマゾンの電子書籍端末「キンドル・ペーパーホワイト」日本語版=同社提供

アマゾンの電子書籍端末「キンドル・ペーパーホワイト」日本語版=同社提供【拡大】

  • アマゾンの電子書籍端末「キンドル・ペーパーホワイト」日本語版=同社提供
  • 電子書籍端末の新製品「コボ・グロー」をアピールする楽天の三木谷浩史会長兼社長(右)=1日、東京都港区

 大手家電量販店のヤマダ電機などが、米アマゾン・ドット・コムの電子書籍端末「キンドル」シリーズの販売を見送ることが17日、分かった。

 アマゾンはキンドルから自社の通販サイトに利用者を導く戦略。家電量販各社は、キンドルを販売することが「顧客流出の可能性が高まると判断した」(家電量販業界関係者)。

 アマゾンは、電子書籍端末「キンドル・ペーパーホワイト」(7980円)を19日から、自社の通販サイトなどで販売を始める。家電量販店ではヤマダのほか、エディオン、ヨドバシカメラがキンドルの販売を見送る。

 一方、ケーズホールディングスやビックカメラは「一定の顧客ニーズがあるため販売する」(ケーズ)。

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