【クルマ人】トヨタ「レクサスLS」オトナの色気 “年配退職者”のイメージ払拭 (1/3ページ)

2012.10.21 08:00

ハイビームで走行中、対向車のヘッドランプをカメラで検知し、自動的にライトを遮光するAHSシステムを採用した

ハイビームで走行中、対向車のヘッドランプをカメラで検知し、自動的にライトを遮光するAHSシステムを採用した【拡大】

  • 「一目でレクサスと識別できる力強さを前面に打ち出した外観」を胸を張る渡辺秀樹チーフエンジニア

 豊田社長も高評価「ここまでやってくれたのか」

 トヨタ自動車は高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン「LS」を大幅に改良し、販売を開始した。

 フロントにレクサスシリーズで導入を進めている台形を組み合わせたような「スピンドルグリル」の統一デザインを採用。一目でレクサスと識別できる力強さを前面に打ち出した。コンセプトや狙いなどを製品企画の渡辺秀樹チーフエンジニアに聞いた。

 --マイナーチェンジとはいえ、デザインが大きく変わった

 「プレミアムブランドとして、一目見て、どこの車か分かるようにした方がベターだと判断した。これまでレクサスをイコール日本ととらえ、奥ゆかしさを主張してきたが、今回趣旨替えした。ブランドとして、主張しないと世界で埋没してしまうと考えたからだ。目立つもの、個性的なものが欲しいというお客さまの声も大きかったのも事実だ」

 --台形の形を前面に出すスピンドルグリルの客の反応は

 「おおむね好意的だ。前のモデルの方がよかったという人もいるが、今回は踏み込んだデザインにした。好き嫌いがあるのは承知しているが、実は『どっちでも良い』と無関心なのが一番困る」

今回のレクサスはクールにセクシーになった

  • 【クルマ人】正統派の日産「ラティオ」 小型セダンを作り続ける2つの理由
  • 【クルマ人】「ワゴンR」絶対売れる自信 新技術と定番デザインの融合
  • 【クルマ人】デザイン自信のトヨタ「オーリス」 なぜ欧州で挑戦し続けるのか
  • 【クルマ人】日産「ノート」内燃機関の限界に挑む 強敵「フィット」とも戦える仕上がり
  • 【クルマ人】燃費ナンバー1は譲れない! 無駄を削って突き抜けた新型「ミラージュ」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5000円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!