セブン-イレブン、トヨタの小型EVで宅配サービス「先行」 (1/2ページ)

2012.7.31 05:00

超小型電気自動車「コムス」に商品を積み込み、配送準備を進めるセブン-イレブンの店員=30日、東京都千代田区の「セブン-イレブン千代田二番町店」

超小型電気自動車「コムス」に商品を積み込み、配送準備を進めるセブン-イレブンの店員=30日、東京都千代田区の「セブン-イレブン千代田二番町店」【拡大】

 セブン-イレブン・ジャパンは30日、トヨタ車体が発売した1人乗りの超小型電気自動車(EV)「コムス」を使う商品宅配サービスを始めた。シニアや主婦を中心に需要が高まっている宅配には、他のコンビニ大手も参入を検討しているが、セブンは配送業者ではなく店頭スタッフが届けるサービスで先行する。

 セブンの井阪隆一社長は同日、都内で開いた宅配サービス開始の式典で「高齢化が進み、働く女性が増加する一方、買い物拠点は減少して不便を感じている人は多い。急いで宅配サービスに対応すべきだと判断した」と話した。同社は2014年2月期に、前年を上回る1500店の新規出店も計画しており、店舗網の拡充と宅配サービスの両面で市場のニーズを取り込む。

 宅配サービス「セブンらくらくお届け便」は、セブン-イレブンのほぼ全商品が対象。電話注文の商品や店頭で購入した商品を、顧客宅などへ原則として無料で届ける。注文商品が500円未満の場合は送料120円が必要となり、配送範囲は実施店の半径2~3キロを想定している。

1~2年後には全国で3000台を導入する計画

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!