「プリウス」好調、新車販売で首位 上期もエコカー人気 (1/2ページ)

2012.7.6 05:00

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が5日発表した2012年上期(1~6月)の車名別新車販売ランキングは、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」が前年同期比約2.2倍の18万1630台で首位となった。

 プリウスは、単月ベースでも6月まで13カ月連続の首位。ワゴン型の「プリウスα」や家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」が台数を押し上げた。

 2位はホンダの小型車「フィット」で、HVモデルを中心に販売を伸ばし、51%増の13万3345台だった。トヨタが昨年末に発売した小型HV「アクア」は12万8243台で3位に入った。4位はダイハツ工業の「ミラ」(12万6222台)、5位はホンダの「NBOX」(10万3841台)と軽自動車が続いた。

 10位までは、モデルの大半がエコカー補助金やエコカー減税・免税の対象となっている車種が並び、低燃費車に加え、5車種を占めた軽自動車の好調さが改めて鮮明になった。