今回のスマホ契約では、質問者が“おまけ”と思っているフォトフレーム用に新規の電話回線契約が結ばれました。この月額利用料は約800円で2年シバリです。計算すると2年間で1万9200円になります。
つまり、ポイント(2万円)+フォトフレーム回線代(約2万円)+キャッシュバック(1万円)で、5万円の端末代金が相殺されたわけです。
キャリアのポイントは毎月の電話料金に応じて貯まるので、気づいたら数千円分たまっていたという人も多いでしょう。質問者のように機種変更の際の足しにすることが一般的ですが、ほかにも使い道はあります。
たとえば、電池パックや卓上ホルダーなどの携帯電話備品、音楽や電子書籍、アプリのダウンロード代にも使えます。ホテルの宿泊やグルメ商品などとの交換も可能です。
“おまけ”で手に入れたデジタルフォトフレームは、デジタル画像を表示する“電子写真立て”です。デジカメや携帯電話・スマホで撮影したデジタル写真をメモリーカード経由で取り込んだり、携帯やパソコンからメール経由で取り込めます。
従来の1枚しか入れられない写真立てと違い、さまざまな写真を気分に応じて入れ替えたり、スライドショーで表示することもできます。フォトフレームを離れて暮らす実家の親に贈り、自分や子供の写真を定期的にメールで送る“親孝行”な人もいるようです。
ただ、契約はしたものの、使わずにそのまましまい込んでしまう人も少なからずいます。2年間、有効に活用できるかどうか見極めたうえで契約するようにしましょう。(松本佳代子)