平井副社長「一言申し上げたかったのは、ソニーのためだけにやっているのではない。PSビジネスは当社がハードウエアを提供させて頂き、さまざまなサードパーティーがそのプラットホーム上でゲームを提供するというモデル。知的財産権、または海賊版を放置すると、ビジネスがうまく回らなくなってしまう。ユーザーの皆様に本当に楽しめるゲームが提供できなくなるという事態に陥るので、このように運用してきましたし、これからも運用していく」
ストリンガー会長「サイバーテロは、多くの企業が標的にされている。これは否定できない状況で、政府による解決も必要。一方、ソニーとしても最善を尽くすし、そのためにセキュリティーの専門性を高める」
株主「社外取締役を多用している。この部分がどんな意味があってどんな目的があるのか基本的には執行役の方が責任を持って対処してソニーの行動が決まって、取締役は後で追認しているだけ。何のための取締役会なのか。取締役の人選を見直すときだと私は思います」
ストリンガー会長「私自身、日米両方の企業で仕事をして、さまざまな違いを感じた。取締役会に求められているのは、会社の執行をマネージすることではない。マネジメントではなく、監督をするということで、取締役会のメンバーはグローバルな知識を持った方ばかりです。例を挙げますと、取締役会のメンバーの一人、ピーター・ボンフィールド氏はサイバーセキュリティーのスペシャリストで、今回のサイバーアタックの件はソニーだけの件じゃないと指摘があった」