坂井執行役員「6月に提訴の報道があったが、訴状が届いていないのでコメントはできない。ただ取引先の労務問題と認識している。取引先のアンフィニには解決するよう働きかけてきた。当社には法的にも労務的にも責任はない」
株主「グローバル化を進めるというが、そのためにはいろんな人材必要だ。取締役、執行役の中で、資生堂の現地で苦労した人間が苦労したような第一線の人間をどれだけ採用する意向があるのか」
前田社長「10年前と変わって、グローバル化の波が押し寄せてきていて、当時は海外比率10%に満たなかったが、すでに30%を超えている。ベアエッセンシャルの買収で50%が近い状況に来ている。もっとグローバル化を進めるには、人材のグローバル化を進めていかないといけない。キャッチアップしようということで、06年から外国人の取締役、執行役員を即戦力で採用している。今後どのようにグローバル人材を育てていくのかが、大きな課題だ。いろんなプログラムを走らせていて、人材を階層ごとに教育し、グローバルの人材交流を強化している。世界レベルでの人材開発に力を入れている」