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YouTubeが生んだ日本の経済効果2000億円 ユーチューバーらに広告収入分配
米動画投稿サイトのユーチューブは11日、動画を制作する「ユーチューバー」らに広告収入を分配することなどを通じ、2020年に日本で2390億円の経済効果を生んだとの推計結果を発表した。7万5970人のフルタイム雇用を創出したと説明している。
英調査会社オックスフォード・エコノミクスに推計を依頼。経済効果はコンテンツを提供するユーチューバーやメディア企業、音楽業界への支払いのほか、コンテンツ制作に必要な商品やサービスの購入といった間接的な効果や、ユーチューバーの動画以外の収益も含んでいる。内訳は示していない。
同様の手法で各国市場への影響を推計しており、米国では20年に205億ドル(約2兆3千億円)の経済効果を生み、39万4千人の雇用をもたらしたという。