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ゲーム「三国志」で製品PR 焼酎メーカーがコーエーとコラボ企画
鹿児島県いちき串木野市の焼酎メーカー「薩州浜田屋」は、コーエーテクモゲームス(横浜市)の人気歴史シミュレーションゲーム「三国志」内に、自社の焼酎をアイテムとして登場させるコラボ企画を始めた。ゲームを楽しんでもらいながら商品を売り込み、新たな購買層を開拓する狙い。

浜田屋によると、4月に発売した「薩州三国志」「薩州赤兎馬」「薩州呂布」の3種類の焼酎が「三国志14」に登場。ゲーム内で使うとキャラクターの寿命が延びるなどの効果があり、「完熟果実のような甘く華やかな香り」などと実際の商品の特徴も表示される。コーエーのゲームでは、過去「信長の野望」シリーズに日本酒「菊正宗」が登場したことがあるという。
浜田屋の広報担当は「アイテムを使うことで名前を覚え、興味を持ってもらいやすい。普段焼酎を飲まない層に響くきっかけになれば」と話している。