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テレワーク対応マンション ファイバーゲート、情報漏洩防ぐ環境提供

 新型コロナウイルスの影響で在宅勤務(テレワーク)が急速に増える中、マンション向けWi-Fi(ワイファイ)事業で急成長しているファイバーゲート(札幌市、猪又將哲社長)が1日、テレワーク対応型の新サービスを開始した。

 都市部でテレワークが一気に広がっているが、インターネット回線の容量やセキュリティー対策が不十分なまま導入している企業が目立つ。機密情報の漏洩(ろうえい)リスクを恐れるあまり、テレワークの導入自体を見送るケースもある。

 そこで今回、同社は新たにセキュリティー対策のノウハウを持つデジタルデータソリューション(東京都中央区、熊谷聖司社長)と連携。サイバー攻撃や不正アクセスにも対処できる強力なネット環境を新サービスで提供する。新築物件への導入も予定する。ファイバーゲートは賃貸マンション・アパートのオーナー向けにWi-Fiを設置する事業を展開し、全国で26.5万戸の導入実績を持つ。