吉野家が持ち帰り時の牛丼10%引き 12月11日まで、持ち帰り需要増加で
牛丼チェーンの吉野家は28日、創業120周年を記念し、一部を除く全国の店舗で牛丼と牛皿を持ち帰る場合に、本体価格を10%値引きするキャンペーンを始めた。12月11日まで。消費税増税による軽減税率制度で持ち帰り需要が増えており、利用客を増やしたい考えだ。
対象は牛丼や牛皿の全サイズなど。「牛丼並盛」の持ち帰り価格は税込みで380円だったが、キャンペーン中は341円になる。静岡県内の32店舗は本体価格を15%引きにする。
吉野家では増税時に本体価格を据え置き、標準税率10%が適用される店内飲食と、軽減税率8%の持ち帰りとで税込み価格を分けて販売している。吉野家の持ち帰り比率はこれまで約3割で、増税後は「若干増えている」(広報)という。
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