UACJ、銅管事業を240億円で売却 9月末に譲渡予定

 

 アルミニウム加工大手のUACJは19日、銅管事業を手掛ける子会社UACJ銅管(愛知県豊川市)の全株式を、投資ファンドのアスパラントグループなどが出資する会社に譲渡すると発表した。売却額は約240億円で、9月末の譲渡を予定している。

 UACJ銅管は空調機向けの銅管などを生産し、2019年3月期の売上高は452億円だった。UACJは追加投資の必要な銅管事業を売却し、経営資源を有効活用する。