店舗で生鮮食品受け取り ローソンが新サービス

 
「ローソンフレッシュピック」で注文された商品を配送センターから店舗に向かうトラックに積み込む様子=6日午前、神奈川県川崎市高津区

 ローソンは6日、スマートフォンのアプリで注文した生鮮食品を指定の店舗で受け取れるサービスを、東京都と川崎、横浜両市の一部で始めた。午前8時までに注文すると、同じ日の午後6時以降に受け取りが可能。

 日中に自宅で宅配を受け取れない人でも、帰宅前など都合の良い時間に来店してもらえる。実店舗を生かしインターネット通販に対抗するとともに「ついで買い」を促す狙いもある。

 サービスの名称は「ローソン フレッシュ ピック」。野菜や精肉のほか、食材と調味料のセットなどコンビニにない商品を中心に約500種類を扱う。

 平成30年度中に千葉、埼玉両県を含む首都圏の約2千店で導入し、その後、全国展開する。自宅に宅配する従来のネットスーパーも継続する。

 コンビニ業界では、セブン-イレブン・ジャパンも、注文した商品を店舗で受け取れるサービスを手掛けている。