イオンがスマホ決済をフードコートに導入 注文からアプリで可能、接客時間短縮へ
イオンがフードコートで、食事の注文から支払いまでスマートフォンのアプリで完結できるサービスの導入を検討していることが10日、分かった。客側は待ち時間を減らせ、店側は接客に充てる時間を減らすことができる。レジいらずの仕組みは欧米で広がるが、国内のフードコートでの導入は初めてという。
人手不足に直面する外食業界では、ロイヤルホストが電子マネーの支払いに限った試験店舗を運営するなど、業務効率化に向けた取り組みが広がっている。
イオンのレストラン運営子会社イオンイーハート(千葉市)が千葉市の「イオンモール幕張新都心」のフードコート内で試験運用を始め、大阪や香川のモールでも取り組む予定。効果が確認できれば、全国に広げる。
アプリは、ベンチャー企業ボクシーズ(東京)が開発した「プットメニュー」を利用。フードコート内で顧客がアプリでメニューを選び注文と決済をすれば、調理後にスマホに呼び出しがある。
関連記事