ロイヤルホストが休業日を導入 労働環境の改善、従業員の士気向上をねらう
ロイヤルホールディングス(HD)は平成30年から、傘下のファミリーレストラン「ロイヤルホスト」の約9割の店舗で一斉の休業日を導入する。元日を含む計3日間。ファミレスの店舗で全国一斉に休業日を設けるのは珍しいという。労働環境を改善し、従業員の士気を高める。
ロイヤルホストが運営する肉料理を中心に扱うファミレス「カウボーイ家族」も全31店舗のうち30店舗で同様に元日を含む3日間を休業とする。ロイヤルHD傘下の天丼チェーン「てんや」も154ある直営店の8割弱に当たる約120店舗で元日を休みとする。
営業日数を減らせば売り上げにも響くが「働きやすい職場にして従業員の満足度が高まれば、利用客にもより満足度の高いサービスが提供できる」(ロイヤルHD広報)と判断した。
ロイヤルホストは元日のほか、5月と11月に一斉休業日を設ける。フランチャイズを含めて全国で展開する220店舗のうち、商業施設やホテルなどに入る一部を除く約9割が対象。
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