「つながる車」で企業団体設立へ

 

 トヨタ自動車やNTTを含む7社は10日、インターネットに接続された「コネクテッドカー(つながる車)」の普及に向け、データ処理のシステムなどを研究する団体(コンソーシアム)を近く設立すると発表した。7社以外にも参加企業を募る。つながる車の普及により各車両が渋滞情報を共有したり、位置を相互に確認して衝突を回避したりすることが期待されている。これには「ビッグデータ」と呼ばれる膨大なデータのやりとりが必要で、団体では効率的なデータ処理方法などを話し合う。7社はトヨタとNTTのほか、米半導体大手インテル、スウェーデン通信機器大手エリクソン、トヨタグループのデンソーとトヨタIT開発センター、NTTドコモ。