トヨタ車体が生産3000万台達成

 

 トヨタ自動車の子会社で、完成車を生産するトヨタ車体は11日、累計生産台数が3000万台に達したと発表した。1945年にトヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)から独立し、71年8カ月での達成となった。

 車種別では、今年が誕生50周年となる商用車「ハイエース」が、約615万台で最多だった。スポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」が約566万台と続いた。

 トヨタ車体は、独立した当初はトラックを生産。現在は愛知県や三重県の工場で、ミニバンなどを手掛ける。累計生産台数は90年8月に1000万台、2004年10月には2000万台に到達していた。