レイテックス、負債110億円 破産手続き開始

 

 半導体の検査装置を手掛けるレイテックス(東京)が東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが15日分かった。民間調査会社の帝国データバンクによると、負債総額は110億円。

 レイテックスは1988年設立。順調に業績を伸ばしていたが、2008年のリーマン・ショックによる景気後退などで打撃を受けた。11年に東証マザーズの上場が廃止となっていた。有価証券報告書によると、15年5月期連結決算の売上高は14億円、最終損益は15億円の赤字だった。