昨年のスーパー売上高は2年ぶり前年割れ 衣料品など振るわず0.4%減

 

 日本チェーンストア協会が23日発表した平成28年の全国スーパー売上高(既存店ベース)は、前年比0・4%減となり、2年ぶりにマイナスとなった。根強い節約志向や天候不順が響き、衣料品や住宅関連品が苦戦した。食料品は野菜の値上がりで販売額が増加した。

 一方、同日発表した昨年12月の売上高は、2・0%減と、3カ月ぶりのマイナスだった。食料品は堅調だったが、衣料品や住宅関連品が落ち込んだ。