昭文社、多言語地図の配信サービス 英語や中韓など5言語対応
地図・ガイドブックの発行を手掛ける昭文社は、多言語地図配信サービス「マップルAPI多言語マップ(ベクトル配信型)」を自治体・法人向けに発売した。
英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、タイ語で表記。インターネット経由で多言語配信する。日本語と複数言語の切り替え、併記表現に加え、地図の回転や俯瞰(ふかん)表示もできる。ガイドブックや地図の出版、インバウンド(訪日外国人観光客)向けサービスから得たノウハウを生かして、見やすさと使いやすさにこだわった。
国土地理院の指針を踏まえた翻訳表記を採用。日本人が地図を見ながら道案内するシーンも想定しており、翻訳表記だけでなく常に日本語を併記している。
インバウンドに役立つことをコンセプトに、計画、観光、滞在のそれぞれの段階で必要な情報をセレクト。旅行雑誌に掲載されている地図のように、シンプルながら銀行やコンビニエンスストア、トイレなど、必要な情報をアイコンで分かりやすく盛り込んでいる。
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