「iPhone7」1万800円から 携帯3社が販売価格発表
NTTドコモなど携帯電話大手3社は9日、同日から予約を開始した米アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)7」と「7プラス」の販売価格を発表した。KDDIとソフトバンクは2年契約前提の割引を受けると1万800円から。ドコモは同条件だと2万6568円からだが、さらに期間限定の割引キャンペーンの適用で他社よりも安い1万368円からとなる。
KDDIとソフトバンクの場合で最安の1万800円となるのは、「7」の記憶容量32ギガバイトモデルで新規契約と他社からの乗り換えの場合。同モデルで機種変更だと2万520円。
ドコモの同モデルの場合、2年契約前提の実質負担額は、新規、乗り換え、機種変ともに2万6568円。ただ、乗り換えに限り、11月30日まで合計1万6200円が割り引かれるため、実質負担額は1万368円となる。総務省が携帯各社に見直しを求めた「実質0円」はなりを潜めた。
一方、KDDIは9日、大容量データ通信プランを発表。20ギガバイトで月額6480円、30ギガバイトで月額8640円と、8日に発表したソフトバンクと同額となった。ただ、他の通信機器をスマホ経由でネット接続する「テザリング」を来年4月までの期間限定で無料とした。1000円としていたソフトバンクはKDDIの発表後にこれに追随している。
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