北九州空港に韓国LCC 2年半ぶり国際線就航、釜山とソウルの2路線

 

 韓国の格安航空会社(LCC)ジンエアーは6日、北九州空港(北九州市)と釜山、ソウル(仁川)を結ぶ2路線の定期便を就航すると発表した。釜山便は10月30日から毎日1便、ソウル便は12月12日から週4便で、2月4日からは毎日1便運航する。

 北九州空港発着の国際線は2014年3月に、スターフライヤー(同市)が釜山便を休止して以来で約2年半ぶり。LCCは12年4月に、韓国の済州航空が仁川便を休止して以来。

 北九州空港で記者会見した崔晶皓社長は「韓国からの需要が安定的に伸びている中で、24時間利用できる北九州空港に関心を持った。本州の山口や大分などの観光地も近いので、韓国で北九州の認知度を上げたい」と話した。

 北橋健治市長は「過去に国際線休止の経緯があるので、北九州をPRする努力が必要だ」と述べた。