レノボが由比ガ浜に海の家
PC Watch■指紋認証で支払い、観光案内アプリも
レノボ・ジャパンが運営する海の家が7月1日から8月31日までの期間、由比ガ浜にオープンしている。海の日の翌日となる19日には、タレントのおのののかさんを1日店長として迎えた記念イベントが実施された。
◆鎌倉地域を活性化
海の家「Lenovo House at Quick Silver」は、レノボの製品に触れながら飲食や、ちょっとしたイベントも楽しめるもので、3回目となる今年は「ITの力で由比ガ浜にWOW!な体験を」をコンセプトとしている。
イベントに登壇したレノボ・ジャパンの留目真伸社長によると、1回目は、どちらかと言うと若者に対する製品訴求という目的が強かったが、3回目となり、地元との協力関係も発展し、レノボグループとしての地域への貢献という側面も強くなってきたという。
実際、今回の海の家は、経済産業省が訪日外国人増加を目的として推進する「消費活動促進(おもてなし)プラットフォーム」の地域実証にレノボ・ジャパンとNECパーソナルコンピュータが参画し、プレ実証として運営されるものとなる。
このおもてなしプラットフォームは、関東、関西、九州で実施されるが、関東では、指紋生体認証「Liquid Pay」による電子決済を採用する。事前に1分ほどの登録は必要だが、以降は、指紋認証で決済ができる。
海水浴では財布を常に持ち歩くのが難しいため、手ぶらでも指紋だけで決済ができるというのは、海の家での決済方法としてうってつけと言えるだろう。
また、各テーブルで利用できる「YOGA Tab」では、「JOYin! KAMAKURA」アプリを通じて、鎌倉の観光案内なども入手できる。このあたりは、鎌倉市観光協会や、神奈川県海水浴場組合連合会と、地域活性および今後の共創に向けた取り組みとなる。
◆「#SnSnap」実演も
1日店長となったおのののかさんも、Liquid Payでの決済や、Lenovo Houseで楽しめる「#SnSnap」を実演した。#SnSnapは、SNSに投稿した写真を印刷できるサービスで、今回は「#LenovoHouse」のハッシュタグを付けてSNS投稿写真を、その場でカードキーチェーンにプリントできる。
自宅でもタブレットの大画面を生かしてブログや動画を見ているというおのさんは、Lenovo Houseについて「おしゃれで、開放感のある作りで過ごしやすいです。Wi-Fiが使えて、指紋認証での支払いができるのも便利」などと感想を語った。
なお、Liquid Payについて、Lenovo House限定で、新規登録し、1000円以上決済すると500円がキャッシュバックされるキャンペーンも実施されている。(インプレスウオッチ)
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