スーパー売上高、3カ月連続マイナス
日本チェーンストア協会は21日、5月の全国のスーパー売上高(既存店ベース)が前年同月比1.3%減となり、3カ月連続でマイナスになったと発表した。記録的な高温だった昨年5月に比べると気温がやや低く、衣料品などの動きが鈍かった。部門別では衣料品が7.2%減だった。男性向けのスラックスや女性向けのブラウスなどが苦戦した。日焼け止めや制汗剤、洗濯機などが不調だった住宅関連品も3.5%減だった。一方、食料品は豚肉や鶏肉が売れて、0.2%増と堅調だった。協会は「6月も前年並みの売上高を確保できるか難しくなってきている。先行き不安から日常の消費が弱くなってきているのではないか」と分析している。
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