「富士と桜」テーマに特別メニュー

　□京王プラザホテル

　京王プラザホテル（東京都新宿区）は３０日まで、「富士と桜がつなぐ和のこころ」と題し、館内のレストランやラウンジ全１１店舗で、和食、フレンチ＆イタリアン、中国料理、韓国料理の各料理長が創作した特別メニューを提供している。

　静岡県と山梨県ゆかりの食材も取り入れた。懐石「蒼樹庵」ではランチ「とうおう」（９５００円）とディナー「ふじなみ」（１万５５００円）を用意。ディナーで提供する桜餅をイメージした「鯛道明寺巻き」のお椀（わん）は越前塗の桜を描いた器で、器にも料理にも桜が舞い散る様子を表現した。

　フレンチ＆イタリアン「デュオ　フルシェット」ではランチに甲州富士桜ポークの網焼きステーキ、ディナーには甲州ワインビーフのバラ肉ロールを赤ワイン煮込みで用意。富士山に見立てた色鮮やかなデザートも楽しめる。

　アートラウンジ「デュエット」では綿あめを抹茶ソースで溶かしながら味わう自家製アイス３種のデザートプレートを用意。

　８日には、富士山や桜を題材とした落語を鑑賞した後、市川博史総料理長による特別メニューと箏の演奏を楽しめる特別イベント「寄席と箏曲とフレンチを楽しむお花見午餐（ごさん）会」も実施する。

　料金は１人１万円。いずれも税・サービス料込み。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◇

　▽イベント名＝「富士と桜がつなぐ和のこころ」

　▽期間＝３０日まで

　▽場所＝懐石「蒼樹庵」、和食「かがり」、フレンチ＆イタリアン「デュオ　フルシェット」、鉄板焼き「やまなみ」など館内１１店舗

　▽予約問い合わせ＝（電）０３・３３４４・０１１１

　▽ＵＲＬ＝ｗｗｗ．ｋｅｉｏｐｌａｚａ．ｃｏ．ｊｐ