シャープ株急落、午前終値22円安の127円 値下がり率でトップ
26日の東京株式市場で、鴻海精密工業による支援を受けることを決めたシャープの株価が急落。一時前日比24円安の125円まで値下がりし、東証1部の値下がり率でトップとなった。午前終値は22円安の127円で、下げ幅は14.77%だった。
鴻海側を引受先とする第三者割当増資の実施によって、既存株主の保有株の価値が希薄化することが懸念された。また、シャープの財務内容に業績悪化につながる不透明な点があるとして、鴻海側が契約を暫定的に見合わせることを表明したことも嫌気されたとみられる。
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