三菱UFJ銀行など国内大手5行は30日、7月に適用する住宅ローン金利を発表した。目安となる長期金利が上昇基調にあるため、5行全てが主力の固定型10年の最優遇金利を6月適用分から引き上げた。
最優遇金利は三井住友信託銀の年1・00%が最も低く、三井住友銀と三菱UFJ銀の1・04%、りそな銀の1・05%、みずほ銀の1・25%と続いた。引き上げ幅は三井住友信託銀の0・20%が最大。5行は固定型10年の基準金利も引き上げた。
6月は米連邦準備制度理事会(FRB)が物価高抑制のために大幅な利上げを決め、日本の長期金利もつられて上昇基調になった。