東証大幅続伸、379円高 米利上げ加速の懸念後退

    東京証券取引所=東京都中央区
    東京証券取引所=東京都中央区

    週明け27日の東京株式市場の日経平均株価は大幅続伸した。終値は前週末比379円30銭高の2万6871円27銭。物価高抑制を目指す米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ加速への懸念がいったん和らいだことから、投資家に買い安心感が広がった。半導体などハイテク関連銘柄を中心に幅広い銘柄が値上がりした。

    東証株価指数(TOPIX)は20・70ポイント高の1887・42。出来高は約11億900万株。

    米ミシガン大が前週末24日発表した6月の消費者信頼感調査の確報値は、1年後の物価上昇率予想が5・3%と、速報値から0・1ポイント低下。FRBの金融引き締め加速に対する警戒感が和らぎ、24日の米ダウ工業株30種平均やハイテク株主体のナスダック総合指数はいずれも大幅続伸した。


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