国土交通省は24日、ジェットスター・ジャパンが運航した23日の成田発高知行きJJP423便で、着陸時に乗務員1人が腰を亀裂骨折する事故があったと発表した。運輸安全委員会が航空事故調査官3人を指名し、原因を調べる。
国交省によると、同機は乗員と乗客計155人で、23日午後1時過ぎに成田空港を離陸し、約1時間後、高知空港に着陸した。乗務員は着陸時、シートに座っていた。降機後に体調不良を訴え、病院で検査して骨折が判明した。
同省は、強い衝撃を伴う着陸ではなかったとみているが、乗務員の負傷程度が重かったため、航空事故と認定した。