米大リーグで2023年オフにフリーエージェント(FA)になるエンゼルスの大谷翔平について、複数の球団が4年2億ドル(約270億円)の巨額の契約を提示する可能性があると、ニューヨーク・ポスト紙(電子版)が17日までに報じた。平均年俸は5000万ドルで、メジャー最高額のシャーザー(メッツ)の4330万ドルを抜く計算となる。
「エンゼルスは大谷翔平との難題を抱えている」との記事で、2億ドルの契約は他球団の幹部の話として紹介した。既にトラウトらと大型契約を結ぶエンゼルスが大谷にも高額の年俸を払うと、他の補強ができなくなるとし、あるチームのゼネラルマネジャーは「大谷と契約を結べば、エンゼルスは勝てなくなる」と指摘した。(共同)