学校の黙食、要請取りやめ「現場で判断を」　宮崎

宮崎県教育委員会は３日、新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向であることを踏まえ、６日から県立学校に「黙食」の要請をやめる方針を示した。「一律ではなく、実情に応じ学校現場で判断してほしい」と説明している。

県教委によると、１月下旬から県立校への通知文で「黙食の徹底」を明記。対象は県立の高校などだが、市町村に同様の情報提供をしており、小中学校の給食でも黙食が励行されていた。３日に出した新たな通知で、文言を削除した。

河野俊嗣知事は記者会見し、６日から１テーブル４人以下、２時間以内としていた飲食制限を県の認証店で解除すると発表した。「社会経済活動の回復に向けたステージにある」と述べた。