賃貸住宅建設大手の大東建託(東京)がまとめた群馬県内の令和4年「街の住みここち」ランキングによると、高崎市が3年連続で首位となったことが分かった。商業施設の多さや交通利便性などの面で高く評価されたという。
調査はインターネットを通じ県内在住の20歳以上の男女計8249人に対し実施した。
それによると、高崎市は、JR高崎駅を中心に百貨店やショッピングモールなど商業施設が豊富に立地し、買い物など生活利便性が高い。複数の在来線のほか、新幹線が停車し東京まで通勤通学が可能なことなども評価を押し上げたとみられる。
2位は前年同様に県庁所在地の前橋市だった。3位みどり市、4位吉岡町、5位伊勢崎市と続いた。前年8位から浮上した伊勢崎市は、人口の継続的な増加や大型ショッピングモールの存在などが評価されたという。
一方、同時調査の「住みたい街」ランキングは全国の自治体を対象に実施し、回答数は2847人。56・9%が「特にない」、17・9%が「今住んでいる街」と答え、4人に3人が現状肯定派という結果だった。住みたい街の順位では、1位高崎市、2位東京23区、3位さいたま市-の順だった。