デンソー子会社、長方形のQRコード開発 試験管などもOK

    長方形タイプのrMQRコードが貼られた試験管のイメージ(デンソーウェーブ提供)
    長方形タイプのrMQRコードが貼られた試験管のイメージ(デンソーウェーブ提供)

    自動車部品大手デンソー子会社のデンソーウェーブ(愛知県阿久比町)は、長方形タイプの2次元コード「QRコード」を開発した。細長く狭いスペースにも印字できるのが特徴で、試験管を含む縦長の医療機器から半導体など超小型部品まで幅広い場面で活用が期待される。QRコードは製造業のほか食品など多くの業界で品質管理や業務効率化のために使われているが、スペースが限られているとコードを印字できないという課題があった。名前は「rM(アール・エム)QRコード」で、従来のQRコードに比べ、高さを約3分の1に収めた。横幅は情報量により異なる。今後、対応する製品を順次発売する予定だ。


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