松下幸之助の経営理念をボードゲームで PHP研究所などが製作

    ボードゲーム制作を手掛ける、いないいないばぁ(東京)とPHP研究所(京都)は、パナソニック創業者の松下幸之助をテーマにしたボードゲーム「松下幸之助〈理念経営〉実践ゲーム」の製作を発表した。先行予約の受け付けを今夏開始するとしている。

    松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助
    松下電器産業(現パナソニック)創業者の松下幸之助

    同ゲームはビジネスパーソン向けで、個々の成長や強いチーム作りなどを目的に開発された。プレーヤー同士が競争するのではなく、協力してゴールを目指すタイプのゲームで「成果を出すためのコミュニケーション」「自分の個性、他人の個性を理解すること」「状況に合わせた判断力や対応力」「仕事のクセや取り組み姿勢」などが身につくという。

    PHP研究所がインターネットで公開している電子季刊誌『[実践]理念経営Labo』2022年4~6月号で、同ゲームのゲームデザインを担当したゲームボードソムリエの松永直樹氏は「ビジネスパーソンの日常は選択の連続ですので、その視点をうまく体現できるようにゲームのルールをつくってみました」と述べている。

    松永氏が手掛けたボードゲームには、ビジネス書・自己啓発書の「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)をビジネスパーソン向けにゲーム化した「7つの習慣ボードゲーム」などがある。


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